山椒を見ると・・・

3年前に山椒の佃煮を作って小さな枝まで律儀に取ったので、大変時間もかかり、指先も痛くなって苦労したので、もう絶対作らないと思っていたのですが、先週、農民市場に行ったら、青々した山椒の実が沢山売っていて、私の悪い癖が出て、又沢山買ってしまいました。土曜の夜明けてまで、枝を取って綺麗にして、水に漬けて日曜の朝、忙しかったのに、煮始めました。是が、間違いのもとでした。もっと時間の余裕がある時に作れば良かったのです。途中までは傍に付いていて汁気が多いから時間かかるなと思って、その場を離れ洗濯物をたたみ始め、すっかり忘れ、戻ったら、アジャパー!汁気がなく焦げ始めているじゃないですか。思わず鍋を流し台に移し水を掛け洗っちゃいました。鍋の縁に焦げてついているものをそのままにしておけば良かったのですが、もったいないと思いそぎ落とし一緒に荒い、ざるにあげたら、食べれる物もあり、黒く焦げた物も混ざってしまいました。人様には差し上げれなくなりましたが、我が家で食べるには、ちょっと苦みばしった粒もありますが、山椒のピリピリの方が勝っていて、ごまかせます。白ご飯にちょっと掛けて食べてみました。いけます。この味もありかなと。