盆の入り

13日は会社も自宅も大忙し。暮と同じでし。お盆は迎え火を焚いて我が家風の食事を用意するのですが、これが一般的なのかどうかは分かりませんが30数年前にお盆の前に東京から子供を連れて富士宮に帰り亡くなった義母とお手伝いさんがせっせと茹で落花生を鍋一杯茹でてこの上なく細く切ったきんぴらごぼうをこれまた大きな鉢に山盛り作り、大根と人参のなますを細く細く切って落花生を大きなすり鉢ですり潰しお酢と砂糖とだしでのばし味付けをてきぱきとするおばさんに私は無理と思い手を出さず見ているだけでした。ようは息子である主人の好物を作っていたのです。それにかぼちゃの煮つけに味付けがんも(この辺だけの様に思います。)それに我が家で欠かせなかったのが素麺です。あの当時はわが社で素麺を製造していたのできっと供えたのでしょう。いいとこどりで今日は落花生と素麺(天ぷらつき)そしてカボチャとがんもどきの煮物を作り省略。仏壇にどうしても茹で落花生を供えたく時間が無いのに圧力釜で茹でました。亡くなった義父が間際まで食べていた好物だから。