長谷寺を訪ねて

昨日、大神神社より長谷寺に回ってみました。長く古い回廊は凄く情緒があり、一気に空気が変わるような気がします。高さの無い微妙な階段に膝の悪い私は歩きにくかったですし、脂肪で固定された心臓にはかなり負担がありましたが、頑張ってのぼりきりました。ここは、牡丹で有名らしいですが、この時期は寒牡丹がぽつぽつ咲いている程度でした。そのおかげでしょうか、人はまばらで、よかったと思いました。連れて行ってくれたタクシーの運転手さんが、牡丹の時期は人の頭を見に行っているようだよと言っていました。登りきると清水の舞台の基になっている舞台があり、ここから見下ろす景色は桜ももみじもないこの時期でもすばらしかったです。海外に行って歴史を感じることも多いですが、改めて、日本の歴史の重みは感慨深く違和感無く心にしみこんでくるのは年のせいでしょうか。いつもバタバタ過ごしている今日この頃でしたが、よい時間が過ごせました。