繭玉の思い出

当社では毎年、繭玉を作って、神棚に飾り、無病息災を願うのです。そして、11日前後に飾ってあった餅を下げてお汁粉をつくるのです。結構、男性が好きなようで、昼食の際に食べています。繭玉もお汁粉も手のあいた人が、作ってくれます。我が家にも3本頂きました。繭玉で思い出すのは、我が家の犬、アリスとジョック(3年前に天国に行ってしまいました)が仏壇に飾ってある繭玉が気になって気になって仕方がないのです。「仏様にワンしてごらん」なんて私も言うもんだから、アリス親子は貰えるものと思い、ずーっと見上げていました。そしたら、乾燥した繭玉が、枝からポロリと落ちて、二匹とも大変!念じたら、落ちてきた物だから大急ぎでかりかり食べちゃいました。毎年、こうして繭玉を持ち帰るとくっついて歩くのでしたが、今年はアリス、手術後で少し衰えてきたのか、目が見えなくなってきたのか、喜びませんでした。