父の思い出

今日は父の日。義父にはプレゼントを渡し、夕食には大好物の鮑のステーキを作ってあげました。
私の父は18年前に亡くなりました。69歳でした。父は大阪生まれで、ちょっとユニークな人でした。頭は良かったらしく、飛び級をして、大学に入ったそうです。武田薬品の営業畑で私の記憶に残っているのは日本国内を飛び回っていて、出張から出張で途中で着替えを取りに帰って来た足でまた次の場所と本当に凄かったので、留守状態でした。今、義父と二人暮らしで、13年経ちましたが、自分の父に食事を作った覚えも殆ど無く、怖いイメージだったので病気で入院するまでは、二人で話す話題が無くといったかんじでした。そんな父は趣味が沢山ありました。「音楽」と「絵画」です。特に油絵にかけるエネルギーはすごかったです。夜中に二科展に出す絵を描いていました。一度「入選」を受賞していました。今思えばストレス解消だったのでしょう。音楽は本当に自分なりに覚えたのだと思いますが、ボタン式のアコーディオンを家に居れる時は弾いていました。60歳で肺がんになって会社を辞めましたがそのころから、ピアノをよく弾いていました。父が私の結婚式の時に描いてくれた私の花嫁姿に「律子頑張れ」と書いてくれている色紙があります。後で見てジーンと来ました。もう一枚は私の息子を描いてくれています。いい思い出の品です。